【静岡/事件/動物】サル襲撃 静岡県民２３人、同一猿に襲われ怪我

猿にやられた傷ってワンニャンの比じゃないよね。
猿飼ってる人の怪我でさえ強烈なのに、野生化しちゃってる猿の本気噛みとか想像を絶するくぽ…。
まぁこれだけ毎日暑いし、お猿さんも変になるよね…。
まだ犯人猿は捕まってない様子。
周辺住人の方たちは気をつけてね。

サル襲撃２３人けが　網戸開け民家侵入、庭で背後から
　三島市北部の住宅街にサルが出没し、人が襲われる被害が相次いでいる。２２〜２４日の３日間で、市が把握しただけで計２３人がかみつかれて軽傷を負った。２４日一日で１２人が襲われた。住宅の中に入り込んで人にかみつくなど危険性があり、市は同日、対策本部を設置して住民に注意するよう呼びかけるとともに、捕獲作業に乗り出した。

　市によると、同市北部の沢地、徳倉などの地区では今年６月頃から住宅街でサルが目撃されていた。目撃だけでなく、「サルにかみつかれた」との情報が寄せられるようになったのは今月２２日。住宅の網戸を開けて室内に入り込み、居合わせた人にかみついたり食べ物をあさったりして逃げていくという。

　三島市沢地、落合徳治さん（６２）方では２３日午後１時頃、庭で洗濯物を干していた落合さんの妻（６０）が突然サルに襲われ、後ろから足のふくらはぎをかまれた。サルはそのまま逃げた。落合さんは「この地域でサルが出たという話は聞いたことがあるが、かみつかれたのは初めて」と話す。２３日は沢地地区で計６人がサルにかみつかれる被害に遭った。

　出没しているサルは同じ個体とみられるという。静岡市立日本平動物園（静岡市駿河区）の菅野展美・統括主幹（５４）は「人間が何もしないのに、サルが突然かみついてくるというのは聞いたことがない」としたうえで、「県内では伊豆や安倍川上流などにサルが生息しているが、今回のサルは野生ではなく、飼われたり餌付けされたりするなど、人に慣れている可能性が高い」と話している。

　三島市は２４日、防災無線で注意を呼びかけたほか、職員ら約３０人が、目撃情報のあった地区でバナナを入れたわなを仕掛けたり、林からサルを追い出すためにロケット花火や爆竹を鳴らしたりした。「一か所にとどまってくれればいいが、広範囲を動き回っているので捕獲するのが難しい」としながらも、市は２５日も捕獲に努める。
（2010年8月25日 読売新聞）

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