【愛知/話題】小さいほうがお父さん♪ファインディングニモ、もうすぐ誕生☆

カクレクマノミの繁殖に挑戦
蒲郡市竹島町の竹島水族館は、カクレクマノミの繁殖活動に取り組んでいる。オス、メスのつがいを一つの水槽で展示、現在産卵を済ませ、間もなくふ化する。国内の水族館では繁殖例はあるが、竹島水族館では初めての試み。「東三河のみなさんにもかわいい赤ちゃんを見せたい」とスタッフは万全な体制を整える。
 カクレクマノミはディズニーのアニメ映画「ファインディングニモ」の主人公・ニモのモデルとなり、子どもから大人まで人気となっている。亜熱帯や熱帯の海水魚。オレンジ色に白い縦じま模様が入り、その色の対比を楽しむことができる。
 同水族館では繁殖活動を試みようと今年3月からオス、メス1匹づつのつがいで展示。28日に産卵した約100個が見られる。現在、オスの親が胸びれでかいて酸素を送って大事に世話をする姿が見られる。
 カクレクマノミの赤ちゃんは水の変化にも敏感で、定期的に水を交換しなければならない。ふ化後は2−3ミリと極小な魚なため、エサとなる専用のプランクトンも用意しなければならない。同館スタッフが館内でプランクトンの培養をして準備を整えるなど準備にも余念がない。
 小林龍二学芸員は「単独で“チビニモ”の展示ができるようにがんばりたい」と話している。
(安藤聡)

▼東愛知新聞
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